百人浜での素晴らしいキャンプ体験ガイド

「森と海のささやきに包まれる場所」百人浜オートキャンプ場

快適なキャンプ体験を楽しめる、百人浜オートキャンプ場

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近年人気の高まるオートキャンプにも対応した施設で、従来のテントスタイルに加え、より快適なキャンプが楽しめます。全面芝生のサイトはどこに設営しても気持ちよく、オートサイトには全区画にAC電源と野外炉を完備。テラス付きのバンガローは木立の中に溶け込むように佇み、自然の景観を損ないません。

受付のある管理センターにはシャワー、ランドリー、レンタル品など設備も充実。百人浜で思いきり遊んだあとの連泊も安心。手ぶらキャンプ派にも嬉しい環境が整っています。

場内からは原生林へと続く遊歩道があり、展望台からは雄大な景色を一望できます。さらに、近隣にはパークゴルフ場や用具の貸し出しもあり、少し足を伸ばせば襟裳岬でのアザラシウォッチングツアーなど、レクリエーションも充実。

百人浜オートキャンプ場で楽しむ、散策と自然体験

キャンプサイトからは原生林へと続く遊歩道があり、テントの設営を終えたら、新緑の中の散策がおすすめです。春には色とりどりの野生の花々が咲き誇り、自然の息吹を全身で感じられます。

遊歩道を片道約30分歩くと、「百人浜緑化事業観察塔」に到着。ここからは百人浜の雄大な景色を一望できる絶景スポットです。※季節によっては熊などの野生動物が出没することがあるため、出発前に管理棟で確認を。

また、場内には悲恋湖へ続く木道もあり、こちらも春には花々が出迎えてくれます。まるで童話のような散策が楽しめるでしょう。

買い出しは近隣のえりも町へ。スーパーや魚介類の直売所があり、旬の味覚を手に入れることができます。新鮮な魚介を味わいながら、潮騒に耳を澄ませる静かな夜は、贅沢そのもの。

なお、大型店での買い出しを希望する場合は距離があるため、事前に準備してから向かうのが安心です

木漏れ日と潮騒に包まれる、百人浜のフリーサイト

日差しの強い日は、木陰を選んで設営することで心地よい涼しさを確保。夏場でも木々が優しく陽射しを和らげてくれるため、快適なキャンプが叶います。

また、木立によって強い風が緩やかに抑えられるので、タープの張りや火起こしもスムーズ。潮騒が遠くに響く静かな環境の中、ゆったりと椅子に身を預けて読書に没頭したり、ただ風に吹かれて空を眺めたり…思い思いの過ごし方ができる贅沢な空間です。

自然に溶け込むようにレイアウトされたこのフリーサイトは、“何もしない”という贅沢を味わうのにぴったり。慌ただしい日常から離れ、心と身体をゆるめるひとときを過ごすには最適です。

バイクツーリングにも優しい、快適なキャンプ環境

整備された芝地に点在する木立が美しいフリーサイトは、まさに“緑のオアシス”。適度に配置された木々が、サイト同士の視線を柔らかく遮り、プライベート感を自然に演出してくれます。

サイトにはバイク専用の駐車スペースが用意されており、夏場でもスタンドが地面に刺さらないよう鉄板が敷かれているのは嬉しいポイント。駐車場所からサイトまでも近く、荷物の運搬がしやすいのもありがたい配慮です。

今回の装備紹介:

  • mont-bell ムーンライト 2型
  • mont-bell ミニタープ HX

どちらも軽量・コンパクトで設営も簡単。特にムーンライト2型は、フレームにインナーテントを引っかけてフライシートをかけるだけという手軽さで、月明かりの中でも迷わず設営できることからその名がついたテントです。

ムーンライトシリーズは1型から4型まで展開されていましたが、1型は荷物を置くとやや手狭に感じられるため、2型を選択して正解だったと実感しています

現在は残念ながら廃盤となってしまったようですが、今なお愛用者の多い名品。機能性と使いやすさを兼ね備えた、まさに「キャンパーの相棒」でした。

ミニタープHX──コンパクトで頼れる相棒

快適なキャンプにタープは欠かせない存在。その点、ミニタープHXはコンパクトに収納でき、ちょっとした隙間にもすっぽり収まる優秀なアイテム。荷物の限られるバイクツーリングにもぴったりです。

ただひとつの難点は、付属のアルミポールがやや華奢なこと。ちょっとしたことで曲がってしまうため、現在は何度も修正を繰り返しつつ使用中。その姿はもうフニャフニャですが(笑)、そんなクセまで旅の思い出として受け入れています

壊れても使い続けたくなるほど、頼もしく、どこか愛おしい装備。それがミニタープHXです。

灯台つぶと炭火の宴──最高のキャンプ飯を堪能

キャンプ飯

地元の漁業協同組合直営店で購入した大ぶりな灯台つぶと、魚を少し──炭火でじっくり焼いて楽しみました。串はなんとセブンイレブンで調達(笑)。手軽さと現地調達の組み合わせが、旅ならではの味わいです。

HXのミニタープの下で焚き火を囲みながら、火の粉に気をつけつつ、ゆったりとお酒を片手に語らう時間。高さが低めのタープなので注意は必要ですが、その分こぢんまりとした空間が逆に心地よい。

自然の音に耳を澄ませ、地元の味覚と焚き火と語らいに包まれた、とても贅沢な休日となりました。

今回のキャンプも大満足──のはずが…!

今回のキャンプも大満足で締めくくる……はずでした。

ところが前日、つい横着してバイクに燃料を入れ忘れるという痛恨のミス。 「まあ、明日でいいや~」と思ったのがすべての始まり(笑)

翌日は日曜だったものの、周辺にスタンドが数軒あったので 「どこか営業してるでしょ~♪」と軽く考えていたら……

Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン まさかの全滅!

結果、約70kmの大遠回りをする羽目に(涙)

皆さまも燃料チェックは“キャンプの締めくくり”としてお忘れなく!

施設メモ:百人浜オートキャンプ場

  • 利用期間:4月20日~10月20日
  • 利用料や設備の詳細は、公式または地元サイトを要確認

問合わせ・予約受付先

4月6日から10月20日までの予約受付先

  • 住所:〒058-0421 北海道幌泉郡えりも町庶野102-5
  • 電話番号:01466-4-2168

2月1日から4月5日までの予約受付先

  • 住所:〒058-0292 北海道幌泉郡えりも町字本町206番地
  • 電話番号:01466-2-4626
敷地面積30,000平方メートル
駐車場32台
バンガロー10棟(4人用AC電源付き)
オートサイト19区画(AC電源付き)
(うち、普通車用:16区画、大型車用:3区画)
テントエリア4人用テント100張り
管理センター・コインランドリー3台(24時間利用可能)
・シャワー室2室(利用時間:午前9時00分から午後7時00分まで)
トイレ・管理センター内(男性用小便器2、大便器2、女性用3、身障者用1)
・野外(男性用小便器3、大便器3、女性用3)
炊事棟2棟
受付時間午前10時00分から午後7時00分 
チェックイン午後1時00分から午後7時00分
チェックアウト午前7時00分から午前10時00分
ゲート開閉午前7時00分から午後7時00分 


百人浜オートキャンプ場